流体解析(Computational Fluid Dynamics)で使用するOpenFOAMのインストール方法について解説します。
1. WSLの準備
Windows環境で作業される場合にはWSLをインストールしてください。
WSLのインストール方法は以下が参考になります。
2. OpenFOAMのインストール
WSLを起動し、まずはupdate と upgradeを行います。
sudo apt update
sudo apt upgrade -y
次に、OpenFOAMのサイトを参考に以下を実行します。
公式のホームぺージでは apt-get と記載されていますが、Ubuntu 24.04 LTS では apt に移行しているので、apt-get は apt と読み替えています。
curl -s https://dl.openfoam.com/add-debian-repo.sh | sudo bash
sudo apt update
sudo apt install openfoam2512-default
3. OpenFOAMの環境設定
インストールが無事に成功すれば、次に .bashrc にaliasを指定します。
ここは必須ではありませんが、本格運用を考えると .bashrc にaliasを指定することをお勧めします。
vi や vim を使用して .bashrc を開きます。
.bashrc を開き、末尾に以下を記載します。
alias of2512='source /usr/lib/openfoam/openfoam2512/etc/bashrc'
記載後には、.bashrc を再読み込みします。
WSLを閉じて再度開く方法でもOKです。
source ~/.bashrc
.bashrc を再度読み込んむことで、先ほどaliasに指定した of2512 を実行するとOpenFOAMのコマンドを利用できるようになります。
もし複数のバージョンのOpenFOAMをインストールしたい場合には、同じ方法でダウンロードし、別のaliasを指定してあげればOKです。
4. 動作確認
OpenFOAMを起動します.先ほどしてしたalias名を実行します.
of2512
OpenFOAMのコマンドを実行します.simpleFoamやblockMeshなどさまざまなコマンドがあるので適当なものを実行します.ここではOpenFOAMのパスが適切に通っているのか確認することが目的なので,特に計算セットなどは不要です.
(→チュートリアルの実行方法は以下を参照ください)
simpleFoam # OpenFOAMの情報が表示されればOKです.
もしパスの設定が失敗していれば,次のような表示になるはずです.その場合には上の操作を再度実施してください.
下の例では openfoamをインストールする旨が記載されていますが,バージョン管理の方法が変わってきますので,下の方法は(私は)非推奨です.
Command 'simpleFoam' not found, but can be installed with:
sudo apt install openfoam




コメント